神奈川ピースサイクル開催報告(1日目)
神奈川ピースサイクルは、2021年ピースサイクルを 7月18日9時に川崎市平和館に集合し実施しました。出発集会は平和館館長、小内神奈川県共闘事務局長の出席を得て開催し、佐藤ピースサイクル神奈川事務局長から2021神奈川ピースサイクル開催の決意、そして地域から小内県共闘事務局長の連帯のあいさつ、そして福田川崎市長からのメッセージをいただき3泊4日の神奈川ピースサイクルはスタートしました。
この日の工程は、ここ平和館を出発して1977年9月に起こった横浜米軍機墜落事故現場を訪問、次1964年4月に起こった町田市の墜落現場、そして同じ年の9月に起きた大和市の事故現場を訪問し、最後に厚木基地への申し入れを行い終了となりました。
横浜米軍機墜落現場では、地域で活動する齋藤さんに講師をお願いし、米軍機がどのように墜落して来たのか、その事故に巻き込まれた被害者のその時の様子や今日の状況などを細かに伺いました。そこには重大な事故があったこと、そして犠牲者がおり、この事実を忘れてはならないという強い思いを感じました。また、和枝福祉館では、事故犠牲者の兄土志田隆さんと交流し、ハーブーガーデン和枝園に立つ和枝碑も見学しました。2か所目の町田市の事故現場は、新築の高層ビル建設中でそこには何らの形跡もありませんでしたが、地域の方が事故碑設置の活動をしているとの報告がありました。そのあとの大和市館野鉄工所事故現場を訪問、国有地の中に追悼碑が建てられており、一年に1回は集会を開催しているとの報告がありました。この一日の行動は、平和の大事さ、命の大事さについて再確認する一日となりました。
横浜米軍機墜落事故現場・大入公園にて
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